現在、インプラントシステムを提供しているメーカーは国内外合わせて100社以上あります。メーカーによってシステムも価格も様々ですが、最近は非常に安価なものも出回り、治療費の安さをアピールする歯科医院も少なくありません。当グループでは、患者さまの将来にも責任を持つために、世界でも最高の実績と品質を誇るインプラントメーカーを使用しています。
真の安心・安全なインプラント治療を実現するために、医療設備やアフターケアに至るまで、理想的な環境を整えて治療にあたっています。また十分な時間を確保し安全に手術を行うために、1日の手術は3件までとし、手術費用は適正な中でも最大限、患者さまのご負担を減らせるように努力しています。
当グループでは、インプラントを正確な位置に埋入するためにガイドを使って手術をします。事前に口腔内のCT診断を行い、コンピューター上でインプラント体の埋入位置や角度、深さなどをシミュレーションし、決定したデータをもとにガイドを作成します。
ガイドは穴の開いたマウスピースで、手術中に装着して使用するものです。コンピューターで設計されたガイドの穴はインプラント体の埋入位置を正確に示しており、微妙な誤差も防ぐことができます。また手術時間も短く済み、手術中のトラブルなども防ぐことが可能になります。
インプラント治療には、一般的な歯科治療とは異なる高度な医療設備が必要です。当グループではインプラント治療に必要な設備を導入し、精度の高い治療を実現しています。
精密な診査・診断に欠かせない歯科用CT
インプラント治療では、骨の厚みや位置を正確に把握するために、CT撮影による診断が必要です。しかしCT設備のある歯科医院はまだまだ少なく、その際は大学病院などの施設でCT撮影を受けていただく事になるため、時間や手間、さらに撮影費用等も余計に掛かり、患者さまの負担も大きくなってしまいます。当グループの「わかば歯科クリニック」は、高性能のデジタル歯科用CT設備を導入していますので、わざわざ外部の病院へ撮影に行くことなく、手間も時間も最小限で済みます。
CT撮影によりお口の中を立体的に診断することで、骨の状態や位置関係、血管や神経の場所などを把握し、インプラント埋入位置を正確に把握することができます。これによりリスクの少ない安全で正確な手術が実現します。経過観察を行うための撮影も院内で行いますので、当グループ内で診査・診断・治療がすべて可能となり、治療にかかるコストも軽減することができます。
精密な診断や処置を可能にするマイクロスコープ
当グループでは治療の精度を高め、優れた技術を最大限に発揮するためにマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を導入しています。マイクロスコープは患部を肉眼の最大24倍にまで拡大して診ることができ、これまで肉眼で見えなかった根管(歯の神経が通る管)内の状態などがはっきり確認できます。これにより正確で安全、精密な治療を行うことが可能となり、質の高い治療へと導くことができます。
日常的な診療の精度も高めるサージテル
サージテル(拡大鏡)とは、肉眼の2〜7倍に拡大して見ることのできるメガネのようなものです。サージテルを使用することで、歯の細かい凹凸や詰め物と歯との間に隙間があるかなどが確認できます。マイクロスコープとは違い、頭に直接装着するため操作性が高く、ほとんどすべての治療場面において使用することができます。当グループでは、歯科衛生士も歯周病治療やクリーニングの際に活用しています。