インプラント体の種類について

世界でも最高の実績と品質を誇るインプラントシステムを提供します

インプラント体の種類について

現在、世界中で流通しているインプラントシステムは100種類以上あります。メーカーごとに様々な特徴があり、症例ごとに向き不向きがあります。当グループでは、世界最大シェアを誇る「ストローマンインプラント」など、複数のインプラント体を採用しています。患者さまのご希望や体質に合わせて、最も適したインプラント体をお選びしますのでご安心ください。

身体に優しいチタンを使用
インプラントの素材にはいくつかの種類がありますが、もっとも多く使われているのがチタンです。チタンは金属の中でも生体親和性に優れ、骨と結合しやすく長期にわたり安定して使用することができます。チタンは歯科医療以外でも、ひじや膝の人工関節や心臓のペースメーカーなど、様々な医療現場で使われています。

ITIインプラント(ストローマンインプラント)

ストローマンインプラントITIインプラントはスイスのストローマン社で製造している1回法の代表的なインプラントで、1974年から臨床応用されています。最近ではストローマンインプラントと呼ばれています。

ITIインプラントの大きな特徴は、フィクスチャー(インプラントの歯根部分)表面の「SLA」(Sandblasted Large-grit Acid-etched)という性状にあります。これはストローマン社が独自に開発したもので、フィクスチャー表面にマクロラフネスとマイクロラフネスを与え、骨と結合する「オッセオインテグレーション」を促進するというものです。これにより、インプラント体と骨との早期の結合が期待でき、早ければインプラント体の埋入後約6週間という短期間で上部構造を装着することができます。

アンキロス

アンキロスアンキロスインプラントは1985年にドイツで開発されたインプラントシステムです。アンキロスインプラントの表面はサンドブラスト処理で、上部構造に負荷がかかる段階で骨吸収を明らかに減少させることが、1987年以来行われている臨床研究により裏付けられています。また歯肉の退縮が見られたのは全症例のうちわずか2%しかなく、インプラント周囲の組織の状態の安定性が非常に高いことが特徴のインプラントシステムです。

ザイブ

ザイブザイブインプラントは、これまで治療が困難であった無歯学や骨吸収の進んだ顎堤に対する「機能修復」への適応だけでなく、審美修復の概念で開発されたインプラントシステムです。美しい口元をつくりあげるためのインプラント周囲の細かな要素まで自在にコントロールするパーツが豊富で、自然な歯肉形態への誘導や、より審美的な補綴物の制作を可能にし、補綴物のみならず歯肉粘膜まで美しい色調に整えることが期待できます。また多数歯欠損に適しており、様々な症例に適した補綴デザインを選択することができます。